僕には昔から、最低な事が3回起こった後に最高な事が3回起こる、という不思議なジンクスがある。
事の起こりは中学2年の時だったと思う。
性への目覚めと共にオシャレにも目覚め始めたあの頃、友人たちとバスケをしようという事になり、チャリに乗って2ケツで近くの小学校に向かい、後ろに乗っていた僕は調子に乗って走りながら飛び降りたら、買ったばかりのカーハートのデニムがチャリに引っかかり、裾からヒザまでビリビリに裂けてしまった。
しばらく愕然としながらも、青空の下、グラウンドでバスケを始めそんな事も忘れ熱中していたらなんだかどこからか異臭がしてきた。
あまりの匂いに、みなプレーを中断して足の裏を確認してみると、茶色い物体Xを糞だのは僕でございました。
しばらく愕然としながらも、青空の下、プレーを再開してグラウンドでキラリと光る汗を流しながら青春を謳歌していた矢先、激しい接触プレーで着地に失敗し、足が可笑しな方向へ曲がった。
これで1日に3回も最低な事が起こったのである。
だがその後何日か経つと、もの凄く良い事が立て続けに3回起こったのだ(ただ、15年以上前の事なので何が起こったかは憶えていないのだが)。
その後の人生に於いても、3回嫌な事があった後には必ず3回良い事がある、というジンクスが度々起こってきた。
そして最近。
久々に連続して3回最低な出来事が・・・。
1度目は仕事中に右足の甲が500kgもある機械の下敷きになりかけた事。
2度目も仕事中に20kgの鉄板が右足の脛に倒れてきてゴリゴリえぐられた事(血まみれ)。
3度目はサーフィン中に波に巻かれた時にフィンが左足親指の付け根に当たってパックリ割れた事(血まみれ)。
かなりの痛みを伴ったが、これでもの凄く良い事が3回起こるだろうウシシ・・・などと思いながら、その時をまだかまだかと待ち焦がれてみても一向に良い事が起こらない。
それどころか、更に最低な出来事が重なりだす。
ある雨の日、駅で滑って足を踏み外し、大衆の面前で階段を転がり落ちる。
またもやサーフィンで波に巻かれて腰と右足の甲にフィンが刺さり、3日も腫れが引かなかった事(やはり血まみれ&打撲)。
極めつけは会社からの帰り道、頭上の電線に止まっていた鳥が唐突に僕の右腕にビチャ、という音と共に糞を浴びせかけてきた(左後ろを歩く女子の視線を気にしながらも道端に生えてる葉っぱでさりげなくそれを拭う)。
こうして3回どころか6回も嫌な事が起こったからにはメチャメチャ良い事が起きるのではないか!?
などと今からニヤケている僕なのです。
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